Light STUDY vol.1 ~制御文~
Light Web社員の3号(サンゴウ)です。
「Light STUDY」は私3号が主にPHP等を勉強した内容を月1でご紹介するコーナーです!
今回はPHPの「制御文」をご紹介します。
「制御文」とは、「同じ処理を繰り返したい」「演算結果によって処理を中止したい」など、プログラムの流れを必要に応じて変えたいときに使うものです。実際のプログラムをする上で非常によく使われます。
if文
if文はPHPの制御文の中で最も基本的な制御文です。条件によって処理を分けて行うときに使います。
例:
<?php
$s = 65;
print "あなたの得点は $s点です。<br>\n";
if ( $s < 70 ) {
print "平均点まであと" . ( 70 - $s ) . "です。<br>\n";
print "がんばりましょう!";
} else {
print "よくできました!";
}
?>
↓実行結果↓
あなたの得点は 65 点です。
平均点まであと5です。
がんばりましょう!
最初のif文のif ( $s < 70 )は条件です。$sの値が70以下という条件が成り立つ場合の処理を、{}内に書きます。
次に「 else 」とありますが、これは $s < 70 という条件以外に(条件が成り立たない場合の時に)適用させたい処理を書きます。
条件を複数用意したい場合は、「 else if(elseif) 」を使用します。「 else 」は「ifで指定した条件以外」という意味なので、「 else 」の前に「 else if(elseif) 」を追加していきます。
入れ子になったif文
if文に限らず、制御文では処理の中にさらに制御文を含めることができます。
例:
<?php
$a = 90;
if ( $a > 80 ){
if ( $a == 100 ){
print "満点です。\n";
} else {
print "もう少しです。";
}
} else {
print "がんばりましょう。";
}
?>
↓実行結果↓
もう少しです。
for文
for文は、繰り返し処理を効率よく行うための制御文です。
普通はカウンタを用意して、その値によって何回繰り返すか決めます。
例:
<?php
for ( $i = 1; $i < 4; $i++ ){
print "こんにちは" . $i . "<br>\n";
}
?>
↓実行結果↓
こんにちは1
こんにちは2
こんにちは3
最初にカウンタの初期値を設定し、その次にどこまで繰り返しをするのかという条件を書き、カウンタの増え方を指定します。
この場合、$i の初期値を 1 として( $i = 1; )、1つずつ値を増やし( $i++ )、4以下の場合( $i < 4 )は処理を繰り返し実行します。
foreach文
繰り返す回数をあらかじめ決める「for文」とは違い、「foreach文」は配列の要素だけ処理を繰り返します。
例:
<?php
$shiki = array (
'spr' => '春',
'sum' => '夏',
'aut' => '秋',
'win' => '冬');
foreach ( $shiki as $key => $a ){
print "$key は $a<br>\n";
}
?>
↓実行結果↓
spr は 春
sum は 夏
aut は 秋
win は 冬
$key は取得した要素の添字を格納するための変数です。
$b は取得した要素を格納するための変数です。
$shiki に配列の要素を最初から順に導入し、要素がある限り処理を繰り返します。
参考:
翔泳社
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