SEO判定ソフトやアクセス解析ソフトの深い闇

SEOやアクセス解析の重要性を認識している人は多いと思います。

ある程度その方面の知識があり、実際に実務を担当されている方と話しをしますと、こんなことを聞かれることがあります。

「SEO測定ソフトやアクセス解析ソフトによって結果が違い過ぎるときは何を信じたら良いのでしょうか?」「Aというアクセス解析ソフトだとアクセス数が100なのにBだと20しかありません。これって・・・?」。

今実行している作業を多角的に評価するために複数の判定ソフトや、解析ソフトを導入するというのは、素晴らしいことですよね。また客観的な指標を求める点も評価されるべきことだと思います。

でも、気を付けてください。ここにSEOやアクセス解析の深い闇があります。

こんなときWeb制作サイドの人間であれば「それぞれのソフトがどうやって数値を算出しているかを知らないとダメですよ」とアドバイスをすることでしょう。

でも、実際には算出方法を分かりやすく説明しているソフトやサービスって結構少ないのが現実です。忙しい担当者にとってそれを探る時間は苦悩の時間となることでしょう。

また、ドキュメントを見つけても詳細なところまで踏み込んで書いてあることは稀です。例えばセッション数。セッションの制限時間が表記されていることは多いと思いますが、設定したアクセス解析期間の以前から継続されていたセッション、以後に継続されていたセッションをどのように処理しているかまで説明していることはほとんどありません。

Webの利点の1つはログが取得できることですし、デジタルは0か1しかありません。だからといって1、2の細かな数値に拘ってしまうと、「コンテンツを良くして目標を達成する」という本質を見失ってしまうことがあるようです。

こちらにSEOに関心のある方なら気になる記事があります。「Googleは同じページへの複数リンクをどのように扱っているのか?」この記事を読んで、私も似たようなことを思っておりましたので書かせていただきました。

ちなみに私は先のような質問をされたときには、必ず次の言葉を併せて言っています。

「それらの結果は傾向を捉えるという観点で見てください。」

ぜひ、みなさんも「大きな流れを掴む」「現状を俯瞰する」という視点でSEO判定ソフトの結果や、アクセス解析ソフトの結果を見てください。始めは不安がつきまとうかもしれませんが、やっていると不思議と感度が高まり、1、2の数値に拘っていたときよりも遥かに多くのことが読み取れるようになるでしょう。